鶴瓶“身内”からの「演技ヘタ」評価にがっくり

イベントに登場した笑福亭鶴瓶=東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズ(撮影・開出牧)
客席バックで元気よくPRする(右から)生瀬勝久、中島美嘉、松山ケンイチ、笑福亭鶴瓶、芦田愛菜、いとうあさこ、須藤祐実、矢島晶子=東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズ(撮影・開出牧)
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 落語家の笑福亭鶴瓶(65)が22日、都内で行われた米アニメ映画シリーズの最新作「怪盗グルーのミニオン大脱走」の公開記念舞台あいさつに登壇し、“身内”からの「演技が下手」というダメだしにショックを受けたことを明かした。

 鶴瓶は2010年から続く同シリーズで、主人公・グルーの日本語吹き替え版の声優を務めている。

 舞台あいさつで、グルーの娘・アグネス役の芦田愛菜(13)が収録が3~4時間で終わったことを明かすと、鶴瓶は「おれは4日かかって、あともう1日呼び出されて撮り直したんや」と苦労したことを告白。さらに「ウチの事務所の社長に『あんまり演技うまくないですね』って言われたんや!」と暴露した。

 シリーズのファンで、今作では悪役のバルタザールを担当した俳優・松山ケンイチ(32)は「うまさじゃないですから」。グルーの双子の弟・ドルー役の生瀬勝久(56)も「味ですから」とフォローしたが、かえって傷口に塩を塗り込む形に。鶴瓶は「ほんまにショックですよ。これからドラマ入るのに…」と納得いかない様子だった。

 映画は元怪盗で、現在は妻のルーシー(中島美嘉)とともに反悪党同盟のエージェントとして活躍するグルーと、仲間である謎の生命体ミニオンたちの活躍を描いている。

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