白石隼也 「東京喰種」続編を望む ヒロインは清水富美加だが…
俳優の白石隼也(26)が20日、都内で行われた映画「東京喰種 トーキョーグール」(29日公開)の公開直前イベントに登場し、映画の続編製作を希望した。この日は「美食家達のための晩餐会」と題したファン200人を招待してのイベント。主演の窪田正孝(28)は「月山習さんはどこにいらっしゃいますか」と映画には登場しないキャラクターの名を挙げ、会場を盛り上げた。
映画は人肉を食う種族“喰種(グール)”と人間との戦いを描いたアクション作品。「月山習」は原作コミックに登場する重要な喰種で、月山財閥の御曹司で類いまれな美貌の持ち主でありながら高い戦闘力と変態的な嗜好を持つという濃いキャラクターだ。劇中では「美食家」と呼ばれていることから、窪田が名前を挙げた。
窪田のコメントを受けて、白石は「この映画は現場でとことん喰種を愛して作った作品です。個人的には(実写の)月山を見たいなと思います」とポツリ。映画の続編が製作されることを望んだ。
同作は当初から続編製作のうわさもあったが、現時点で公式なインフォメーションはない。ヒロイン・霧嶋董香を、宗教団体「幸福の科学」に出家し「千眼美子」の法名で活動している清水富美加(22)が演じており、状況は複雑なようだ。清水は今年2月に出家を宣言した際に「人肉を食べる役柄」を批判。「良心や思想信条にかなわない仕事」としていた。映画では董香が人肉を口にする場面もある。