裕次郎記念館の全国ツアー計画発表 没後30年、まき子夫人が明かす

 昭和の大スター・故石原裕次郎さんの命日に当たる17日、横浜市の総持寺で法要が営まれ、裕次郎さんの妻で石原プロモーション会長の石原まき子さん(83)が「石原裕次郎記念館」の全国ツアー計画を明かした。

 墓前で手を合わせた後に、集まったファンにあいさつしたまき子さんは、8月いっぱいで「-記念館」の展示が終了することを改めて報告。続けて「記念館が無くなるから、裕次郎の世界が無くなるということではなく、これから展示会というものを全国でもっと身近にみなさまのお近くで開けることになります。裕次郎の世界をどうぞ見守ってください」と発表した。

 石原プロ関係者によると、ツアーの日程、展示品目などの詳細はまだ決まっていないという。「-記念館」の展示物は展示終了後はいったん東京の倉庫に保管されることになっている。

 「-記念館」は海運会社勤務だった裕次郎さんの父の転任先である北海道・小樽市に1991年7月22日にオープンした。裕次郎さんが出演した映画のフィルムやレコード、衣装、愛車だったガルウイングのメルセデス・ベンツ、ドラマ「西部警察」に登場した車両など約2万点が展示されている。

 小樽市の観光名所の1つとなり、これまでに約2000万人が来場した。まき子さんは「26年間という長い月日、本当に裕次郎も喜んでおります。みなさまに心から感謝申し上げます」と区切りを前に思いを明かした。

 裕次郎さんは今年で没後30年となるが、命日の墓前に約1000人のファンが訪れるなど、根強い人気を誇っている。石原軍団の俳優・舘ひろし(67)は「今朝、雨が降りました。成城は豪雨だったらしいです。また、裕次郎さんが帰ってきたのかなという気がしました。ずっとこれからもわれわれを見守ってほしいなと思います」と雨男だった裕次郎さんに思いをはせた。

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