歌舞伎俳優・市川海老蔵が１１日、ブログを更新し、「七月大歌舞伎」（東京・歌舞伎座」に出演中で、史上最年少での宙乗りを披露している長男・勸玄君が、同日の公演中に空中でセリフを口にしていたことを明かした。

　勸玄君は、宙乗り前に「勸玄白狐御前に」と見栄を切る場面はあるが、海老蔵とともに宙乗りを果たすとそのまま３階客席奥に消える演出になっている。

　海老蔵はこの日夜に「いっとった」のタイトルで投稿。この日の公演で勸玄君が「空中で１人セリフいっとった」と明かした。海老蔵は「本当に…子供は強いな、今日も有難い程の拍手にて聞こえなかったかもしれませんが、なんか言ってました、また言うかどうか…私にもわかりません」と記した。「出る前まで勉強してます」と勸玄君が舞台袖から舞台を見学している写真も投稿した。

　海老蔵は、これに先立つ午前に、ブログに「むむむ　ま、まじか」のタイトルで投稿。勸玄君が「ちゅうのりのあとにぃ　かんかん　セリフいっていい？」と言い出したことを報告し「やる気だ　この人　空飛んでから　自分でやろうとしとる、、、」「なにかを　私にもわからないですが、、、」「また　今日から　更に肝を冷やすな、、父」と綴っていた。