【専門家の目】松居の動画投稿 船越と女性への名誉毀損にあたる可能性高い

 俳優の船越英一郎(56)が、妻で女優の松居一代(60)に対し、離婚調停を申し立てていることが5日、分かった。船越の所属事務所はデイリースポーツの取材に対し、離婚調停申立書の提出を認めた。松居は同日、動画共有サイト「YouTube」に、船越が不倫していたなどと告発する動画を投稿。2001年に結婚した2人が、すでに修復不可能な関係であることが明るみになった。

 今回の騒動について、「弁護士法人・響」の徳原聖雨弁護士は「松居さんの行為は、船越さんや、不倫相手とされた女性に対しての名誉毀損が成立すると考えられます」とした。

 名誉毀損は、当該行為が事実か否かを問わず、相手の社会的地位を低下させると認定されれば成立する。徳原弁護士は「松居さんが公開した動画では、相手の女性に関する具体的な情報が多く、知っている人なら特定が可能なレベル。その上で不倫行為などを指摘していますので、名誉毀損にあたる可能性は高い」と解説した。

 今後はまず家庭裁判所で調停が行われ、これが不調に終われば裁判となる。その上で、松居の相次ぐ暴露について「松居さん側にちゃんと弁護士がついていれば、まずこんなことはさせないはず」と分析。裁判や調停に向け、確実に不利となるやり方と指摘した。

 今後の流れについては「調停で解決するようには見えない。印象としては、高嶋政伸さんと美元さんのケースに似ている」と、12年に裁判まで持ち込まれた騒動になぞらえた。また、ポイントとして「双方がどれだけ、ご自分の主張を裏付ける証拠を用意できるか。船越さんならDVによる診断書、松居さんなら船越さんの不倫を裏付けるLINEの文面などです」と話した。

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