加藤一二三九段 勝負メシはうな重
6月20日の対局で敗れ、現役を引退した将棋の加藤一二三九段(77)が6月30日、東京・将棋会館で引退会見を行った。
黒のスーツ姿に、腰の下まで下がったネクタイという、普段通りの姿で登場した加藤九段。63年の棋士人生に幕をおろすことに万感の思いを込めた表情で「皆様、こんにちは。これから引退の記者会見を行います。」と切り出し、現在の心境を「大変スッキリした気持ちです。これからも今まで通りやる気を失わないで、元気よくこれからの人生を歩んでいく気持ちですから」と説明した。
加藤九段の食事へのこだわりは群を抜いており、対局時の“勝負メシ”はうな重がお決まりだった。定番だったのは、将棋会館近くのうなぎ店「ふじもと」の「うな重・竹」(3100円)。同店の店員は「加藤先生が引退されると、寂しくなります。通算何食召し上がったかは、とても数えきれません」と話した。また、この日は朝食として、行きつけのカレー店でビーフカレー、チーズ盛り合わせ、コンソメスープを完食。相変わらずの健啖(けんたん)家ぶりを見せた。
