大竹まこと SMAP気遣う「アイドル何十年もやってたらしんどい」

 タレントの大竹まこと(68)が20日、文化放送での定例社長会見にゲストとして出席した。担当番組「大竹まこと ゴールデンラジオ!」(月~金曜、後1時)発の書籍「人の数だけ物語がある。ザ・ゴールデンヒストリー 朗読CDブック」(扶桑社、23日発売)発売に際しての出席だったが、ジャニーズ事務所からの退所が発表された元SMAPの稲垣吾郎、香取慎吾、草なぎ剛についての質問にも答え、その立場や苦労ぶりを気遣った。

 「僕は深い業界のことに意外とノータッチというか。波風の外側にいる人間なのでよく分からないんですけど」と語り始めた。91年デビューで、アイドルの最前線を走り続けてきたSMAPという存在については「おかしいでしょう25年もアイドルは。どう考えたって。20歳で始めて45でアイドルですからね。その形をずっとつくっていくのは、そこには限界があるんじゃないかなと」と語りつつ、「そりゃアイドルも何十年もやってたらしんどいよ。昔みたいに虚構が守られる時代ではないじゃないですか。ゴシップは皆さんが飯の種だし」と立場を気遣った。

 今後の3人がどうなるかについては「どういう別れ方をして、どういうやり方になるかは正直、分からないです」とした。そのうちの1人、稲垣が文化放送で担当している番組「編集長 稲垣吾郎」については「そりゃあ、続いたらいいなと思いますね」と継続を願った。

 「ゴールデンラジオ!」は毎日、各界からゲストを呼んでいるが、「全員!全員呼びたいですよ」とラブコール。その一方で、同じジャニーズ事務所の山下智久と共演した際にも感じたこととして、アイドルが忙しすぎると指摘し、「寝る時間もない。2時間か3時間ぐらいですよ。もうちょっと休んだ方がいいんじゃないかなと思います」と思いを語った。

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