IKKO 着物は300枚所有 着物展で大音量熱唱

 美容家でタレントのIKKO(55)が7日、大阪・阪急うめだ本店でスタートした着物展「池田重子コレクション 日本のおしゃれ展」でトークショーを行った。

 グレーにトンボがあしらわれた涼しげな着物姿で登場。約300枚の着物を所有しているというIKKOは、30代の頃は男用の着物を着ていたが「どうしても女物に華やかさで負ける」と40代から女性用の着物にシフトし、工夫を重ねて理想にたどり着いたという。「今は1ミリでも細く見えるように」「お尻に遊びがあるとカバみたいになる」と身振り手振りで着こなしのコツを解説した。

 一昨年に亡くなった着物デザイナーの池田重子さんと長年の親交があったことを振り返り、最後は「こういう場なのでしっとり終わるのもいいけど、歌でも…」とニヤリ。集まった観客から拍手が起こると、うれしそうに「どうにもとまらない」を熱唱し、「もっとボリュームあげて」とノリノリで大盛り上がり。「また、やっちゃいました。下手でも思い込めば人生なんとかなるのよ。天国の先生も喜んでくれてると思います」と笑わせ、観客にもみくちゃにされながら退場した。

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