小林麻耶 笑顔で復帰後初の公の場 1年越しイベント「本当に妹はすごい、強い」

 フリーアナウンサーの小林麻耶(37)が27日、都内で著書「まや道~向かい風でも笑顔の理由~」(小学館)の発売記念イベントを行った。昨年6月の妹・麻央のがん公表後、麻耶が公の場で取材に応じるのは初めて。

 白い清楚なワンピースで登場した麻耶は「お久しぶりです。なんとか元気になりました。去年倒れて休養に入ってしまったので、1年越しのイベント開催になりました」と笑顔を見せた。「本の中に妹からメッセージをもらってる部分もあるんですけど、書いてるときには病気を公表してなくて…」と苦しい中での執筆だったことを告白。その後、麻央が乳がんを公表。「知られるようになって、妹の部分を読んで下さった方から『深く心に響いた』と言っていただきました」と反響を明かした。

 また麻央についても「公の場で身内のこと言うのは申し訳ないですが、本当に妹はすごい、強い」と感嘆。「何度も危険でしたが、いつも乗り越えてくれて。支えるはずの私たち家族が、妹に引っ張られて、救われてます」と感謝を口にした。だが現在の麻央の様子について問われると、「妹の体調は…そうですね…すごく頑張っています」と目を閉じ、多くは語らなかった。

 それでも復帰を喜んだ麻央から「無理はしないでね」とエールを送られたことを明かした麻耶。麻央は姉の出演番組をチェックし、15日に放映されたフジテレビ系『痛快TVスカッとジャパン』のスペシャルで、ぶりっ子悪女を演じると、病室で大笑いしたという。「笑って免疫力アップしたんじゃないかな。これからも思いっきりぶりっ子して、妹が笑う時間が増えたらいいな」と、ぶりっ子ポーズも披露した。

 同書は昨年5月に発売し、それに合わせてイベントが予定されていた。だが昨年5月19日、木曜レギュラーを務める「バイキング」の生放送中に体調を崩し救急入院。28日に予定されていたイベントも中止となっていた。約11カ月の休養を経て、先月3日に「バイキング」にVTR出演し、復帰を果たした麻耶の「どうしてもやりたい」という強い希望で、1年遅れで実現した。

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