神田伸一郎、姉・うのから「私の弟でごめんね」

 お笑いコンビ・ハマカーンの神田伸一郎が23日、日本テレビ系「PON!」で、姉・神田うのと対談し、大学院を辞め、お笑いの道に進むと決めた神田を家族でただ1人応援してくれたことに感謝の言葉を述べた。

 番組では観覧車に姉弟で乗り、1周15分間しゃべるという企画だったが、伸一郎は、お笑いの道を志したときのことを振り返り「両親ともに猛反対。さすがに家の空気的にも辞めなさいっていう流れだった」とコメント。そんな状況の中「お姉ちゃんだけは『やりたいことをやりなよ』って言ってくれた。それでちょっと楽になった」と、姉の一言が一歩を踏み出す背中を押してくれたと感謝。これを聞いたうのは「なんで反対するの?向いてる向いてないじゃない。やりたいことやればいいじゃん」と、当時を思い出し笑顔を見せた。

 また当時、伸一郎は父親から「どうせ、うのちゃんの力を借りるつもりなんだろう」と言われたことも明かし「それで頑なになっちゃった。俺一人の力でやってやるって」とコメント。うのから再三いろんな人を紹介してあげるなどの申し出がありながらも、ずっと断り続けてきた。

 その結果、うのが「私の弟でいることがそんなに恥ずかしいの?ごめんね」と謝ってきたという。思わぬ謝罪に、伸一郎は「お姉ちゃんを傷付けてきたと初めて思った」と気づいたという。「今思えばちっぽけなプライドだった」と振り返り、その後は積極的に“神田うのの弟”と言って周るようにした。

 その後、ハマカーンはデビュー12年目となる2012年にTHE MANZAIで優勝。漫才師として一人前と認められた。改めて伸一郎は「12年、支えてくれてありがとう」と感謝し、うのを感激させていた。

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