獅童 妻に感謝 検診勧められ肺腺がん発見「奇跡を起こす」

 初期の肺腺がんであることを18日に公表した歌舞伎俳優の中村獅童(44)が20日、東京・羽田空港で取材に応じ、復帰への思いを語った。公表後初めて取材陣の前に姿を見せた獅童は、早期発見につながる健康診断の受診を勧めた妻の沙織さんに感謝した。体調は「いつも通り。(がんであることが)ピンと来ない」と強調。肺にメスを入れることで、舞台への影響も懸念され、「9割は元に戻る。そこから先は努力」と完全復活への強い決意も示した。

 北海道・帯広市での講演に出発する前に取材に応じた獅童は、冷静に「ご心配とご迷惑をお掛けしました。初期のがんなんです」と報告した。春の定期検診でがんの可能性を指摘され、今月初旬に3日間入院し精密検査。同11日に沙織さんも同席してがん告知を受けた。「大変な病気だとは思いましたが、早い時期に見つかって良かったという気持ちの方が強かった」と振り返った。

 命に関わる大病を早期発見できたのは、妻の勘のおかげ。獅童が検診を受けたのは、沙織さんの「人間ドックに行ってちゃんと健康管理することも仕事の1つ」というアドバイスがきっかけだった。今月18日にはがん公表と同時に、2年前に脳動脈瘤(りゅう)の手術を受けたことも発表したが「脳動脈瘤の時も今回も、1人だったら気づかないまま過ごしていたんじゃないかな」と明かした。

 2015年に再婚した沙織さんが2度も、死の危険を回避させた形。沙織さんからは「一緒に戦う」と頼もしい言葉を告げられたそうで、「感謝してます」と“命の恩人”に頭が上がらないようだった。

 今後は、27日に都内で講演を行った後に入院し、6月上旬に手術を受ける。術後10日ほどで退院し、リハビリを開始する。6、7月の舞台は休演するが、その後は未定。市川海老蔵(39)はじめ、歌舞伎界の仲間たちからは「焦らず万全の体制を整えて」と助言を受けているという。

 初期とはいえ肺にメスを入れる形だけに、声量など舞台への影響も懸念される。「ハンディキャップは多いかもしれない」と不安も見せたが「(手術で)9割元に戻る。そこから先は努力。奇跡を起こしたい。病に打ち勝って、もっと大変な思いをしている方に勇気や希望を与えたい」と自らを鼓舞した。

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