米倉涼子 5年ぶり「CHICAGO」完全燃焼
女優の米倉涼子(41)が18日、都内で、主演ミュージカル「CHICAGO」(7月3~13日、ニューヨーク・アンバサダー劇場など)の公開舞台稽古を行った。
この日は劇中歌の「Roxie」など3曲を披露。華麗なダンスと歌声で魅了したが、終了後は思わず壁にもたれかかり、そのまま膝をついてグッタリ。はうように舞台袖に消え、作品のハードさをかいま見せた。
2012年に、日本人女優としては54年ぶりとなるブロードウェイでの主演を果たして以来、5年ぶりの再演。「5年間で筋肉をほとんど失っちゃった」と明かしつつ、稽古を経て「体幹とかがすごく上がった。お尻とか足とかが大きくなっちゃったんですけど、生きているなって感覚を取り戻せている」と満足げに話した。
6月中旬には渡米し、現地で稽古を行う。20年続く名作への関わりを「宝くじに当たった感じ」とジョーク混じりに表した米倉。「今回で最後かもしれないという思いはある」と決意を語り、「年を取った分の経験が、芝居やパフォーマンスに生かされているって思ってもらえるようにしたい」と進化を見せつける覚悟も示した。