桂南光、三上寛に間違えられた…故石田長生さんに

 落語家の桂南光(65)が、11日放送の毎日放送「ちちんぷいぷい」で、ギタリストの故石田長生さん(2015年死去)からシンガー・ソングライターで俳優の三上寛(67)に間違えられた体験を打ち明けた。

 元ザ・ディラン2でシンガー・ソングライターの大塚まさじ(67)が北畠から帝塚山に引っ越す際、手伝いにいったという南光。

 「その時、もう亡くなったけど石田長生が(手伝いに来ていた)。石やんに『ちょっとアンタ、そっち持ってえな』って言うたら、石田長生は俺のことを三上寛と間違うた」という。

 南光の風貌は三上に似ていないこともないが、三上は青森出身。南光は「(石田さんは)『なんで三上寛はこんなに大阪弁上手なんだろう?』と思うたらしい」と明かした。

 南光は「(フォーク歌手たちとは)一緒によう飲みましたよ。けっこう落語も好きで、皆。盛り上がりましたよ。飲んだらむちゃくちゃになるんやけどね」と、当時の関西フォークシーンを回想。

 番組では4~6日に開催された、1970年代から続く関西フォークを中心にした音楽フェスティバル「祝春一番2017」を特集し、南光は「高田渡は飲みながらやるわね、途中で静かになったと思ったら寝とるわね」と、伝説的なフォーク歌手の故高田渡さんの思い出も語っていた。

 石田さんはバンド「ソー・バッド・レビュー」やCharとのユニット「BAHO」などで活躍した、日本を代表するブルース/ロックギタリストの1人。阪神ファンとしても知られている。

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