ジャニーズの５人グループ「Ｓｅｘｙ　Ｚｏｎｅ」が３日、５会場で２５万人を動員するツアーの最終公演地・横浜アリーナで公演初日を迎えた。

　昨年１１月にデビュー５周年を迎えた５人は、東京五輪後に、新国立競技場で公演を行うことを目標に掲げた。国立競技場公演を行ったジャニーズは、昨年末解散したＳＭＡＰと、嵐の２組のみ。菊池風磨（２２）は、「五輪後に立てるよう一生懸命にやっていきたい」と３組目となるべく進化を続けることを宣言。５人組という共通点もあり、「僕らも旗を揚げたい。大きなグループになれたら」と先を見据えた。

　２０１１年にデビュー。１４年１０月から１年あまり続いた３人体勢の時期も乗り越えた。菊池は「１＋１が５以上の力を出せるようになった」と胸を張る。中島健人（２３）と佐藤勝利（２０）は４月にポール・マッカートニー（７４）の武道館公演を鑑賞したといい、佐藤は「（年齢を重ねても）ポールみたいに５人で頑張っていきたい」と決意を新たにした。

　コンサートでは、新曲「ＲＯＣＫ　ＴＨＡ　ＴＯＷＮ」など３４曲と、初の女装も披露。５年分の感謝を１万５０００人に届けた。