宮崎駿監督の新作「完成したのは20分くらい」鈴木P明かす

 スタジオジブリのプロデューサー・鈴木敏夫氏(68)が29日、千葉・幕張メッセで開催中の「ニコニコ超会議」で行われた書道イベント「スタジオジブリ 鈴木敏夫 言葉の魔法展」に登場し、宮崎駿監督の新作長編映画の製作状況について「今は絵コンテを書いています。進ちょく状況は良くない。(完成したのは)20分くらい」と明かした。

 昨年7月から製作を始め、完成は2019年とも言われるが、鈴木氏は「(2019年は)誰かが(勝手に)言っているだけ。できるわけない」と否定。完成時期は未定とし、タイトルなどについても「言えません」と口を閉ざした。

 宮崎氏は13年9月に長編映画の製作から引退を表明したが、鈴木氏は今年2月、宮崎氏が、新作長編映画の製作に入っていることを明かしていた。

 鈴木氏はこの日、約20畳の大きさの紙に大きな筆で、ジブリ映画でおなじみのキャラクター「まっくろくろすけ」を描き、「割とうまくいった」と満足気だった。

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