演歌歌手の山内惠介(33)の全国ツアーが27日、東京・浅草公会堂で初日を迎えた。恒例の歌謡ショーでは、17年前の上京時に心の支えとなった映画「男はつらいよ」をテーマに選んだ。シリーズのほぼ全作を見ており「さすらってる感じは共感するところがいっぱいある。(主人公の)寅さんのような国民的な存在になりたい。惠ちゃんはつらいよってね」と、寅さんの扮装(ふんそう)でステージを満喫した。
自ら「転換期」と語り、大人のイメージへの脱皮を図る最新曲「愛が信じられないなら」など22曲を熱唱。昼夜2公演で2000人を沸かせた。