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野口健氏、高校生冬山禁止に「あまりに安易」と警鐘

野口健氏
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 アルピニストの野口健氏が29日、ツイッターを更新し、栃木県那須町のスキー場で高校生ら8人が犠牲になった雪崩事故で、栃木県教育委員会が県内の高校生の冬山登山を全面的に禁止する方向で検討したことを受け「あまりにも安易な発想」と持論を展開した。

 野口氏は、栃木県教育委員会が高校生冬山登山を全面禁止で検討しているという記事をツイッターに添付し「意味が分からず」とバッサリ。今回事故が起こった3月下旬は「間違いなく春山」とした上で「ならば春季や秋季のエベレスト登山、夏のグランドジョラス北壁ならOKなのか。季節で規制する意味があるのか」と、“冬山限定”の対処に疑問を呈した。

 続くツイッターでは「今回の事故により『高校山岳部の冬山登山禁止が検討されている』はあまりにも安易」とし、「夏山登山でも台風のなか突っ込めば遭難する可能性は十二分にある」と、山はどの季節にも危険は潜むと指摘。2009年の北海道トムラウシ山での大量遭難の事故を挙げ「夏山であり、暴風雨による低体温症による犠牲」と説明し、「季節で規制するのではなく大切な事は状況を見極める能力」と訴えた。

 野口氏は雪崩事故が起こった直後にもツイッターを更新し、「これだけの高校生が一瞬にして雪崩に飲み込まれ犠牲となった。高校生といえば、これから、まだまだ、いくらでも世界を無限大に広げられたのに、残念で、無念で、悔しい。そしてかわいそうに」とつぶやき、その死を悼んでいた。

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