18年大河で「蒲田行進曲」トリオ33年ぶり共演!「階段」からめた演出も…

 俳優・鈴木亮平(33)が主人公・西郷隆盛を演じる2018年度NHK大河ドラマ「西郷どん」の共演者発表が27日、都内で行われ、風間杜夫(67)、松坂慶子(64)、平田満(63)が登場した。1982年公開の映画「蒲田行進曲」で伝説を作った3人の共演は33年ぶり。風間は西郷隆盛の父・吉兵衛役、松坂は母・満佐子役、そして平田は大久保一蔵(利通)の父・大久保次右衛門役で出演する。

 ラストの「階段落ち」など迫力の名シーンが今でも語り継がれる「蒲田行進曲」。その物語の中心だった銀ちゃん、ヤス、小夏を演じた風間、平田、松坂の3人。84年公開の映画「上海バンスキング」以来、33年ぶりの集結だ。

 「蒲田-」は風間、平田にとっては出世作となった思い出深い作品。この日、3人は「階段落ち」ではなく、順番に階段を使い壇上へ。風間は「すごいのは3人が座っていること」と話し、「長く役者をやっていると、こういうこともあるんだなと思った」と感慨深げ。冗談交じりに「この先はないね」と最後の3人共演であることを示唆した。

 桜井賢チーフプロデューサーによると、まず西郷隆盛を支える「肝っ玉母さん」にふさわしい母親役として松坂の起用を決め、「人間味がある方」として父親役に風間を決定。その流れで平田の起用が決まった。「偶然です」とはいうものの、意識した起用であることは間違いない。3人の共演が30年以上ぶりと知り驚いたという。「蒲田-」を意識した「階段」をからめた演出の構想もある模様で、桜井氏は「ご期待ください」と予告も。

 3人の共演に主演の鈴木亮平も大喜び。「学生時代に役者を目指している時『蒲田行進曲』を見て、すごく衝撃を受けた。まさか、その3人と家族として共演できるのは夢にも思っていなかった。思いっきり家族として大先輩に胸を借りるつもりで相撲を挑んでいけたら」と体当たりで臨む覚悟を語っていた。

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