尾木ママ、“虐待”こども園に「愕然…」

 教育評論家の尾木ママこと尾木直樹氏が21日、ブログを更新し、姫路市の認定こども園で市に報告せず定員をはるかにオーバーする子どもたちを預かり、給食も満足に与えていなかった問題に、「愕然とします…」とショックの大きさをにじませた。

 尾木ママは、「虐待こども園…なんて身勝手な言い分?親の願いだから?人助け?」のタイトルでブログを更新。姫路の認定こども園の問題について「給食は四人に一人分しか用意しない土曜日もある、室温は14度に設定するって…風邪ひくでしょう」と子ども達を心配。また、定員オーバーにもかかわらず子どもを預かったことに、園長が「親のためにやりました」「預け入れてくれるところがなくて困っているので人助けのつもりだった」と語っていることにも触れ「愕然とします…」とショックをにじませた。

 その上で尾木ママは「ふざけていただけといういじめ加害者」、「家は努力して金持ちになったのだから、貧困家庭の子どもの気持ちなんかいちいち配慮なんかしていられるか、などという自己中」、「あらゆる領域で今の日本に静かに広がっていないでしょうか」と、自分中心の考え方が広がってきているのではと危惧。そして「こういう社会では道徳心の形成は極めて困難。みなさんはどう思われますか?」と、呼びかけていた。

 姫路市の認定こども園では、22人もの園児を違法に受け容れたり、70人に対して40食分しか給食を用意しない、架空の保育士を水増し報告していたなどのさまざまな問題が発覚し、認可が取り消される見込みとなっている。

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