モー娘。佐藤優樹 復帰へ リハ参加決定「早く歌いたい」 ヘルニアで休養中

 「急性腰痛症、腰椎椎間板ヘルニア」で、昨年12月末から休養していたモーニング娘。’17の佐藤優樹(17)が、活動再開に向けてリハーサルを開始することが24日、分かった。所属事務所がホームページで発表した。

 佐藤も同日に自身のブログを更新し「今まで心配かけてごめんなさい、コンサートで早く歌いたいです。リハーサルからがんばります!」とステージへの熱い思いを示した。3月18日にパシフィコ横浜国立大ホールからスタートする「モーニング娘。’17コンサートツアー春~THE INSPIRATION!~」からの復帰を目指すという。

 佐藤は2015年6月に「-ヘルニア」と診断され、患部を保護しながら活動を続けていた。しかし、昨年12月に症状が悪化し、活動を休止。今年1月の医師の診断も「日常生活に支障はないが、ステージでのパフォーマンスを再開すると再発する恐れがある」というものだった。

 その後は週4回の筋力トレーニング、毎日1~2時間のウォーキングを継続。最近になって、医師から「徐々にダンスを始めても構わない」との診断を受け、トレーナーからも「コンサートを行えるだけの筋力はついている」と判断された。

 ただ、椎間板ヘルニアは完治するものではなく、佐藤の家族や事務所も早期の復帰には難色を示した。これに対して、佐藤が「痛みはないし、今回のツアーをやりきるためのチャレンジをしたい、皆さんの前でパフォーマンスしたい」ときっぱりと意思表示。事務所側もまずはリハーサル参加にGOサインを出す形となった。

 事務所は、再発の可能性も考慮し「パフォーマンスに対して、体を動かしてみないとわからないところもあります。またコンサート・ツアーは長時間同じ姿勢での移動を伴いますので、リハーサル、もしくはツアー中にやむなく活動をセーブせざるを得ない状況も考えられます」とファンに理解を求めた。

 「腰椎椎間板ヘルニア」は、いわゆる「ぎっくり腰」で、腰椎の間にある椎間板が飛び出し、神経を圧迫する症状。スポーツ選手などの激しい運動をする人も発症しやすいという。佐藤は普段は何を言い出すか分からないぶっ飛んだキャラクターと、クオリティーの高いパフォーマンスのギャップが特徴。ステージでの激しいパフォーマンスがあだとなったとみられる。

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