観月ありさ、連ドラ30作目主演はフジ日9 「櫻子さんの足下には死体が-」

 女優の観月ありさが4月期のフジテレビ「日9」ドラマ「櫻子さんの足下には死体が埋まっている」に主演することが24日、明らかになった。観月にとっては26年連続30回目の連ドラ主演で、フジテレビでの主演は07年4月期の「鬼嫁日記 いい湯だな」以来、10年ぶりとなる。また、2015年3月に実業家の青山光司氏と結婚した後では初の地上波連ドラ主演となるが、今回は骨を愛する標本士という“変人”に挑む。

 「櫻子さん-」は、小説投稿サイト「エブリスタ」に12年に掲載された同名WEB小説が原作。同年、「電子書籍大賞ミステリー部門」優秀賞を受賞した。13年2月に角川文庫より書籍化され、シリーズ累計部数は100万部を突破。漫画化もされるなどの人気を博しているミステリーだ。

 観月は三度の飯より骨が好きという標本士・九条櫻子(くじょう・さくらこ)を演じる。裕福な家庭で育ったお嬢さまだが、美しい外見とは反対に口調は乱暴、他人からの目も気にしない。博物館の依頼を受け、自宅アトリエで動物の骨を日々組み立てている。美しい骨を愛でるのが何より好きで、大学では教授で監察医でもあった叔父のもとで法医学を学んだ、という経歴の持ち主。自らが愛する「骨」を通じて、事件をさまざまな事件と向き合う。

 観月は「純粋に役をいただけて“26年連続”という記録を今回更新できることにとても感謝しています。同時に、今作が通算30作品目の連ドラ主演ということも非常に感慨深いです」とコメント。これまでも「ナースのお仕事」を筆頭に特徴のある役を演じてきたが、「タイトルに負けないようなインパクトのあるキャラクター“櫻子さん”を演じていきたいです」と体当たりで臨む。

 物語は博物館の新人事務員・館脇正太郎と、人間の白骨死体を発見するところからスタートする。死体は誰のものか。なぜ、そこにあったのか。骨から声を聞き出し、事件を解き明かしていく。森安彩プロデューサーは「いわゆる“変人”ですが、内面には深い人間性が隠れている櫻子を、説得力を持って表現できるのは観月さんしかいないと思いました」と起用理由を説明する。観月は「皆さまの心に残るようなドラマにしたいと思っておりますので、ぜひご覧ください」と思いを寄せた。

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