桂文枝 50周年特番にさんま、鶴瓶 初の3人共演に秘話続出

 落語家・桂文枝(73)の芸能生活50周年を記念したABCの特番「桂文枝の鶴瓶もさんまもいらっしゃい!」(3月4日、後2・55)が放送されることになり、笑福亭鶴瓶(65)、明石家さんま(61)がゲスト出演することが23日、分かった。3人が番組でそろって共演するのは意外にも初という。

 半世紀にも及ぶ芸能生活という節目を迎えた文枝。ゲストには、文枝が「愛する2人」と話す鶴瓶、さんまを指名。文枝にまつわる懐かしい映像と共に、思い出話や今後の落語界について爆笑トークを繰り広げた。

 番組は、紋付羽織はかまの3人による口上でスタート。鶴瓶が口火を切るも、さんまが横からチャチャを入れるたびに口上が中断する波乱の幕開けとなった。

 文枝は三枝時代、先代文枝に入門10カ月で「歌え!MBSヤングタウン」の司会者に起用され、これをキッカケに数多くの番組の司会を手掛けていった。当時のVTRを見た3人は、秘話を披露。鶴瓶もさんまも、文枝の推薦で「ヤングタウン」に出ることになったそうで、鶴瓶は「うちの師匠に稽古をつけてもらう時に、三枝兄さんに見てもらって」とキッカケを明かす。

 さんまについて文枝は「なんば花月の前説を見にいきました。面白かったです」と語った。さらに「とにかくやかましいのよ。でも、楽屋ではあんまりしゃべりませんでしたね」と意外な素顔を明かす。さんまが楽屋であまりしゃべらなかった理由も明らかになる。

 上方落語協会会長に就任した文枝が、鶴瓶とさんまを呼んで協会の行く末を語り合った秘話なども明かした。文枝が「さんまちゃんは、いつでも落語に帰れるし、それを若い人に見せてほしい」とラブコールを送れば、鶴瓶も「トークが落語やん」とけしかけたが…。

 最後に2人から「健康だけには気をつけて」「100歳までやって欲しい」とお祝いメッセージを送られた文枝は、「今日まで来られたのは仲間のおかげ。これからも後世に残るような落語をたくさん作っていきたい」と決意を語った。

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