維新・松井代表 清水元アナ擁立を否定 「ない」「ご本人も迷惑でしょう」

 日本維新の会が今秋に予定される大阪府堺市長選に、今年1月末に読売テレビを退社した元アナウンサーの清水健氏(40)を擁立する方針で最終調整しているとの報道に対し、維新・松井一郎代表(53)=大阪府知事=は23日、「全くありません。政治的オファーは一切しておりません」と否定した。大阪府庁で記者団の質問に答えた。

 清水氏は、2年前に29歳の妻を乳がんで亡くし、退社後はがん撲滅活動を行っている。

 松井氏は大阪府としては、清水氏にがん撲滅関連の講演オファーを出していることを明かしたうえで「僕から直接、(出馬の)話をお願いしたこともない」と述べた。清水氏の近況について「がん撲滅の活動を一生懸命にしておられ、ご本人も講演と子育てで多忙と聞いている」とした。

 松井氏は今後の出馬要請について「ないですね」とし、「ご本人もすごい迷惑でしょう。これで、何か維新と政治的につながりがあるとか思われて、講演活動に支障をきたしたら申し訳ない」と述べた。

 堺市長選の公認候補擁立に関しては「馬場(伸幸)幹事長の地元でもあり、一任しています。今、いろんな人と会ったりして、積み上げているところだと思います」とし、夏頃には候補者を固めたい考えを示した。

 また清水氏の設立した「清水健基金」の事務局は、この日、清水氏の出馬を「聞いておりません」とし、清水氏が講演の依頼主らに謝罪に回っていると説明した。

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