藤山扇治郎 乳がん公表の伯母・藤山直美に「ゆっくり治療して」
俳優の藤山扇治郎(30)が22日、伯母で初期の乳がんを告白した女優の藤山直美(58)について「ゆっくり治療して、早く元気に(なって欲しい)」と話した。直美とは直接連絡を取っていないといい、病気についても報道で知ったと明かした。
扇治郎は大阪・高槻市内で、主演舞台「銀二貫」(6月1日~11日、大阪松竹座)のキャンペーンを俳優の胡蝶英治(33)と行い、報道陣の取材に応じた。
扇治郎は「今、女性であれだけ座長としてやっているのはあの方しかいないんです」と話し、「ずっと働いていたので、休むいい時期なんじゃないかな。人以上に頑張る人なんで」と直美を慮った。「変に心配はしていないです」と述べ、「落ち着いたらゆっくり会いに行きたいなと思います」と話した。
この日は、役作りのため寒天工場などを見学。実際に使用されている道具で寒天作りを体験した。扇治郎は「(松竹)新喜劇に入って3年ですけど、今まで学んできたことにプラスして、新しい自分を出していきたい」と決意。胡蝶も「(松竹新喜劇の)外部で初めてなので。チャンスをチャンスにできるように」と力を込めた。
直美は初期の乳がんであることを17日に公表。「皆々様に少しでも早くお目にかかれますよう、お医者様の方針に従って治療に専念させて戴きます」とのコメントを発表している。