カナブーン飯田とゲス川谷 不倫報道対応の相違点

 人気ロックバンド「KANA-BOON(カナブーン)」のベーシスト、飯田(めしだ)祐馬(26)が21日、報道各社へのFAXと公式サイトで、宗教団体「幸福の科学」に出家した女優・清水富美加(22)と不倫していたことを告白し、謝罪した。不倫関係にあったのは15年6月からで、16年1月に破局したことも明かした。破局時期は、ベッキーと「ゲスの極み乙女。」のボーカル・川谷絵音の不倫が報じられた時期と符号する。

 スキャンダルとは無縁だったベッキーと清水が、ともにミュージシャンとの不倫で注目を集めることとなった。川谷も飯田も報道がきっかけで公表していなかった結婚が公になるという類似点もある。ネット上では、飯田が川谷のように多めの前髪を垂らしたマッシュルーム風ヘアスタイルであることから「似ている」の声もあがった。

 週刊文春での不倫報道を受け、昨年1月6日に報道各社にFAXで発表した川谷のコメントと、この日の飯田の「謝罪文」(※文中に明記)はどこが違うのか。ゲス不倫騒動を反面教師としたのか、飯田側のコメントは、「既婚である身を隠し」不倫交際を始めたことや、交際3カ月後に既婚者であることを打ち明けたこと、それでも別れられなかったことなど詳細に明かした。これまでの芸能界の不倫騒動で、ここまで赤裸々に自ら公にするのは珍しい。

 【川谷】

 ベッキーとの関係を「親しい友人」と説明。不倫関係であるか否かは明らかにせず、「既婚の身でありながら、私の軽率な行動によって、このように世間を騒がせる事態となりましたこと、深く反省いたしております」と何に対して謝罪しているのかあいまいで、批判を集めることに。

 【飯田】

 「謝罪文」としたコメントでは、「私は既婚の身でありながら、そのことを隠し、2015年6月から、清水さんと交際を始めました」と繰り返し記述した。

 15年9月に清水に既婚者であることを告げ、謝罪したこと、それでも「清水さんに対する自分の気持ちを断ち切ることができず」「妻との離婚をほのめかしつつ、2016年1月まで交際関係を続けてしまいました」と包み隠さず記している。

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