MISIA声優初挑戦 米アニメ映画「SING/シング」
歌手のMISIA(年齢非公表)が米アニメ映画「SING/シング」(3月17日公開)で声優に初挑戦することが、13日、分かった。極度のあがり症だが歌の実力を秘めたゾウの女の子・ミーナ役で、劇中ではジェフ・バックリィの「ハレルヤ」をソウルフルに歌い、大事件を起こして落ち込む主人公のコアラ、バスター・ムーン(内村光良)に再び立ち上がる勇気を与える重要な役だ。
MISIAは「ミーナちゃん達と同じく『人生が変わるステージ』に私も立ったつもりで歌わせていただきました」と初挑戦を喜んだ。劇中では3曲を披露、「大好きなソウルミュージックばかりだったので、とても楽しみながら吹き替えさせていただきました」と充実感をにじませた。
オリジナル版でミーナを演じたのは昨年のグラミー賞で最優秀新人賞にノミネートされたトリー・ケリー。実力派が担当した役だけにMISIAに白羽の矢が立ったもので、アカペラやアドリブを交えての収録を「大変ではありましたが、とても『楽しい大変さ』でした」と振り返った。
映画は取り壊し寸前の劇場を復活させるために、支配人のムーンが大オーディションを開催する物語。困難に立ち向かい、夢を追い続けるキャラクターたちが描かれている。