酒井法子の元夫、高相被告に懲役1年6月求刑「ダルクで骨埋める」

 危険ドラッグを所持・使用したとして医薬品医療機器法違反罪で起訴された、女優酒井法子(45)の元夫で無職高相祐一被告(49)の初公判が13日、東京地裁で開かれ、検察側は「再犯の恐れが大きい」と懲役1年6月を求刑した。

 同被告は昨年11月18日、東京都渋谷区内のマンションで逮捕された。グレーのジャケットと白のワイシャツ姿で出廷。検察側の罪状認否に「ハイ、間違いありません」と素直に答えた。

 同被告は昨年春に千葉県の館山ダルクに入所したが「仕事をしたい」という理由で11月に退所。それから3週間もたたずに危険ドラッグに手を出してしまい、弁護人からの質問に「友人に合法的なものだと言われた。うすうす指定薬物と感じてはいたが、仕事の疲れとかモヤモヤで1回目の使用をしてしまい、続けて使うようになった」と正面を見据え、無表情で答えた。

 同被告は現在は保釈中で、同ダルクの薬物更正プログラムを受けている。弁護側・検察側の「今後は」という質問に「二度と社会に出ようとは思っていません。ダルクには信用できる人物がいるし、ずっとプログラムを続けていきたい。骨を埋めるつもりでずっとやっていきたい。サポートする側に回るチャンスがあれば」と答えた。

 同被告は98年に酒井法子と結婚。09年に覚せい剤取締法違反で逮捕され、懲役2年執行猶予4年の判決を受けている。酒井とは10年に離婚した。同被告は佐々木一夫裁判官に「薬を使わなくなるラストチャンスです」と訴え、弁護側は保護観察付きの執行猶予の情状を求めた。判決は3月3日に言い渡される。

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