長谷川豊氏“開き直り出馬”表明 炎上騒動から半年足らずも「許容範囲」

 13年にフジテレビを退職した元フリーアナの長谷川豊氏(41)が6日、千葉市内で会見し、1月28日付で日本維新の会千葉1区支部長に就任、次期衆院選に公認候補として出馬すると表明した。同氏は昨年9月に人工透析患者に対して「殺せ」と批判する過激なブログ記事を掲載し、レギュラー番組をすべて降板したが、わずか4カ月あまりでの政界転身宣言。騒動を謝罪しつつ、二度とメディアの世界に戻らないと誓った。また、出馬を受け松井一郎大阪府知事(53)と上西小百合衆院議員(33)も取材に応じ、お互いを批判しあった。

 ブロクの炎上問題が起きてから半年たたずに出馬表明。馬場伸幸幹事長とともに登場した長谷川氏は、会見冒頭で「何度頭を下げても足りることはない」と陳謝した。「ベッキーさんや矢口真里さんは1年半謹慎した。一般的に考えて短い」と自己批判を口にしたが「スタートラインに立たないことには何も発信できない。立候補するのは許容範囲ではないか」と開き直ったように自己正当化。「来週にも始める」という辻立ちでの厳しい視線も覚悟していると強調した。

 現在は、事実上の無職で収入は「0円」。「プロのアナウンサーが言葉でミスったらアナウンサーに戻ってはいけない」「(肩書は)元フジテレビアナではなく、元フリーアナで」と前職への未練を断ち切る決意を示す一方で「幕張のホテル地区で結婚式の司会の営業をかけていこうと思ってるんです」と軽口を挟んだ。

 肝心の政策面では、幕張にカジノを中心とした人工島の統合型リゾート(IR)を作る「幕張メガフロート構想」を主張。米ラスベガスを引き合いに「IRの資金を土地の人に投資してるんです。夢の街を作る投資。千葉1区に住んでいる住民は教育費が1銭もかからなくなる実験ができる」と説明した。

 同氏はフジテレビ時代に問題となった経費の不正使用の反省から「今は1円単位で全部出しています」と明かし、今後のブログ運営も「極論からハレーションを起こして議論する」方法を封印。「粛々と普通のことを考えていきたい」とした。

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