出馬表明の長谷川豊氏、ブログ炎上後の心境は「アナに戻ってはいけない」

日本維新の会・馬場伸幸幹事長(左)と記者会見に登場した長谷川豊=千葉県庁(撮影・開出牧)
衆院選公認出馬会見で質問に答える長谷川豊=千葉県庁(撮影・開出牧)
記者会見に登場した長谷川豊=千葉県庁(撮影・開出牧)
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 元フリーアナの長谷川豊氏(42)が6日、千葉市内で日本維新の会・千葉1区の支部長として次期総選挙に出馬すると表明した。昨年9月に自らのブログで発信した人工透析患者に対する批判が“炎上”したことを受け、重ねて謝罪した上で、言葉のプロであるアナウンサーとして言葉で失敗した以上「アナウンサーに戻ってはいけないという思いがあった」ことを告白した。

 最初にブログで人工透析患者についての記事を掲載したのは昨年の9月19日。後に削除したものの、当初は「殺せ」という単語もある過激な文言も並ぶタイトルだった。自身が取材している中で、医療現場で態度の悪い患者を目撃したこと、その患者に対する医師の思いを聞いたことからのブログ記事だったと説明しつつも、「伝え手としての誤りだと思いますし、100%の間違いだと思います」と表現方法の非をあらためて認めた。

 これによりTOKYO MXの「バラいろダンディ」司会やテレビ大阪のキャスター業など全ての仕事を降板した。ただ、今後も生活は続く。「さあ、次、どういった道にいけばいいのだろうと。アナウンサーが言葉でミスったのであればアナウンサーにも戻ってはいけないという思いがあった」と当時の心境を語った。

 15年の大阪市長選で当選した吉村洋文市長の姿勢に感銘を受けていたこともあり、同市長が所属する日本維新の会に「お仲間に入れていただけないだろうかと、話だけでも聞いていただけないだろうかと」とコンタクトをとった。ブログ炎上騒動への反省や、医療費問題や年金問題など社会保障の分野での思いを話した上で、大阪府知事の松井一郎代表ら党幹部に認められ、次期総選挙出馬への後押しを得たとした。今後呼びかけたいことを簡潔にまとめると「子供らのために社会保障を作り直そうですね」だとした。

 現在の肩書きについても元フジテレビアナではなく、元フリーアナにしてほしいと報道陣に要望した。「プロが専門の分野でミスをしたなら責任をとるべきだと思っているので」と語った。現状、生活費については、結婚式の司会などで稼いでいるとし、今後についても「幕張にホテル群があるじゃないですか。結婚式の司会のアルバイトをこれからかけていこうと思っていて。皆さん、(自分は)そこそこうまいですよ」とPRしていた。

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