海老蔵 子どもたちと豆まき&舞台稽古 麻央の体調は「まあまあ」

 歌舞伎俳優の市川海老蔵(39)が3日、東京・EXシアター六本木で行われた主演舞台「六本木歌舞伎第二弾 座頭市」(4日初日)の公開舞台稽古に参加した。午前中には、恒例となった千葉・成田山新勝寺での豆まきに長女の麗禾ちゃん(5)、長男の勸玄君(3)とともに参加。舞台稽古も2人を客席に座らせて行った。

 寡黙で孤独な従来の「座頭市」像をぶちこわし、現代風でポップな市を演じる海老蔵。その明るさと柔らかさは、2人の子どもを前にして、より光っていた。

 稽古の開始直前まで、客席で愛する2人に寄り添った。時に大きな笑い声を上げ談笑するなど、リラックスムードだった。稽古が始まっても、座頭市としての迫力を身にまといつつ、客席の間を歩いて客に話しかけるシーンで、2人に対し「鬢(びん)付け油の香りがするな。白鵬さんと稀勢の里さんに会えたね。良かったね」と、成田山での豆まきをネタに話しかけるなど、父の顔を残していた。

 稽古終了後の会見では「(子供たちは)ずいぶん楽しんでたみたいですね。笑い声も聞こえたし、いいお客さまでしたよ」と喜ぶと同時に、「それに比べてあなたたちは反応が薄い!」とジョーク混じりに報道陣に苦言を呈した。また、共演の女優・寺島しのぶ(44)との“ぬれ場”も披露したことには「子どもの前でやる場面じゃないですよね」と苦笑いだった。

 乳がんで闘病中の妻でフリーアナウンサーの小林麻央(34)は、現在自宅で療養している。この日は2人の子どもの豆まき姿をテレビで見た後、ブログで「とても楽しそうな笑顔を画面を通して見て、一安心。そして感謝いっぱいです」と心境をつづった。海老蔵は麻央について「(子どもが映った)テレビの写真を送ってきました」と報告し、「今は中村屋さんの密着(番組)を見てるんじゃないかな」と笑顔。気になる体調について問われると「元気という言葉はどうかわからないけど、まあまあ」と明かした。

 今作の「座頭市」は、俳優で作家のリリー・フランキー(53)が脚本を担当。随所に時代劇の概念を覆すセリフが盛り込まれた。とりわけ、この1年間の世相を反映させるように「不倫」、「ゲスの極み」、「築地の大ナマズ」、「豊洲」などのワードが登場。海老蔵は「大体はリリーさんが考えました。ただ『豊洲』は僕が考えて入れました」と明かしていた。

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