藤村俊二さん悼む声が続々 久米宏「お洒落でシャイな人」

藤村さんを悼んだ久米宏 
藤村さんを追悼したうつみ宮土理 
2枚

 俳優の藤村俊二さんが1月25日に心筋梗塞による心不全のため、静岡県内の病院で亡くなっていたことが1日、分かった。82歳だった。この日、密葬が営まれ、夜に藤村さんの所属事務所代表で長男の亜実さんが都内で会見した。芸能界からは藤村さんを悼む声が相次いだ。

 久米宏は「ぴったしカン・カンという番組で、長い間ご一緒しました。十数年前からでしょうか、僕の散歩ルートに藤村さんのお宅があって、よく、路上でバッタリ会っていました。最後にお目にかかったのは、2年前の2月でした。僕のラジオ番組にゲストでいらっしゃいました。言葉に出来ないほど良い仕立てのジャケットをお召しでした。思わず『どこで誂(あつら)えたのですか?』とお尋ねしたほどです。とにかく、お洒落な人でした。とてもシャイな人でもありました」と振り返った。

 薬丸裕英はブログで「訃報を知り辛く悲しい気持ちでいっぱいです。藤村さんにはレギュラー番組(TBS系『ぴったんこカン・カン』など)でお世話になり、藤村さん経営のワインバー『オヒョイズ』でよく一緒にワインを飲ませていただきました。オシャレでジェントルマン、そしてユーモアたっぷりの藤村俊二さん。もうお会い出来ないと思うと残念の一言に尽きます」と残念がった。

 テレビ番組「ゲバゲバ90分」などで共演したうつみ宮土理は「さみしくつらい気持ちでいっぱいです。おヒョイさんとキンキン(15年に亡くなった夫で昭和九年会の愛川欽也さん)は本当に仲良しでした。本当に私にとっては『お兄さん』と呼べるひとでした。おヒョイさん、天国でキンキンと仲良くしてね」とコメント。

 落語家の桂文枝は「昭和九年会の方が、またおひとり、いなくなったかと寂しさでいっぱいです。色々と番組でご一緒させていただきましたが、何と言っても『クイズ!年の差なんて』が思い出深いです。おヒョイさんはさすが元ダンサーだけあってスマートで格好良く、と全てがお洒落。いつも笑顔で接してくださいました。またひとり芸能界の先輩が旅立たれて寂しい限りです。合掌」と惜しんだ。

 何度も番組で共演した湯原昌幸は「品のあるお笑いの方。グイグイ押していくスタイルの中で、引いて笑わせる“引き算のお笑い”は独特。若い時にとても勉強になりました。心からお悔やみ申し上げます」とコメントした。

 プライベートで飲み友達という「ビリー・バンバン」の菅原進は「本当にすてきな人だった。残念です。いつも笑顔で明るく、本当に優しい方。誰とでも分け隔てなく付き合っていました。楽しんで生きていたので、きっと天国でも楽しく飲んでいると思う。でも、亡くなる前で一度会いたかった」と悲しみを表した。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

芸能最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(芸能)

    話題の写真ランキング

    デイリーおすすめアイテム

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス