木村太郎氏、デーブをやり込める トランプ政治を「分かってない」
トランプ米大統領の当選を“予言”していたジャーナリストの木村太郎氏が1日、フジテレビ系「とくダネ!」に生出演。米国人タレントのデーブ・スペクターをやりこめる一幕があった。
番組では、メキシコ国境の壁作りや、イスラム教徒がいる国の入国規正など、驚くような大統領令を出し続ける米国のトランプ大統領を特集。木村は選挙前からトランプ当選を訴え続けるなど、トランプ大統領を見続けている。
そんな木村氏に対し、デーブは早速、難民の入国規正について「(オバマ時代に)入れるべきではない難民はすでに止めている。ものすごく厳しい審査を2年かけてやっているんです。今回のはパフォーマンス。何の根拠もない」と持論を展開。
すると木村氏は「根拠はある。それはオバマが作ったの。7カ国はテロ支援国だといって(オバマが)規正したのをトランプが、はいそうですかと。90日いれないで、どうやって審査しましょうというのがこれ」と反論。デーブは「でもオバマの時はいきなりやったんじゃない。こんな大混乱起こらなかった」と負けなかった。
だが木村氏はどこ吹く風。「ぼくはトランプ支持ではないけど」と前置きしながら、今後もこういった強権は発動されていくと予測。更にデーブに対し「デーブは一つ分かってない。デーブはトランプはバカで大統領になるわけがないと今でも信じている。でもアメリカ国民が選んだんですよ」とバッサリ。
木村氏は「トランプは、(壁や入国規制などを)言って当選したのだから、それを守る義務がある。それを推し進めるしかない。激しいこと言っているがどこかで軟化するとかは考えない方がいい」と、今後も選挙中に約束したことは守ると予測。
デーブは「でもやり方があまりにも思いやりがないし、ツイッターとかで『奴ら』とか言うし…」と納得いかない表情。最後には「木村さんには反論できないから…」とうなだれ「トランプのネクタイが長すぎることはどう思う?」と、どうでもいい話で反撃するのが精いっぱいだった。