女優・川上麻衣子（５０）が３１日、大阪府内で主演映画「やまない雨はない」（来年公開予定）がクランクインし、収録取材会を開いた。

　バームクーヘンなどの人気商品で知られる洋菓子店「マダムシンコ」の経営者としても知られる実業家・マダム信子氏（６５）の激動の半生を描く作品。川上は、ヒョウ柄服など独特ファッションがトレードマークの信子氏を演じるにあたり、衣装の調達が難しく、信子氏の私服を借りて撮影に臨んでいることを明かした。この日は、ヒョウ柄服に、ピンクの高級ブランドジャケットをまとって登場し「私、普段は地味で。白か黒の服しか着ないので、ヒョウ柄は初めてですね」と照れ笑いした。

　先だって衣装合わせのために、信子氏の５億円豪邸を訪れたそうで「家の中にヒョウ柄のシャッターがありました」と、そのパワーに圧倒された様子。

　同席した信子氏は、２０代の頃からヒョウ柄服を愛用しており、事務所と自宅を仕切るため防犯用に設置したシャッターもヒョウ柄にしてしまったことを明かした。「麻衣子さんが着ると上品ですね」と喜んだが、街中では見慣れぬ？洋服の数々に、報道陣から「既製品で売ってます？」と問われると、信子氏は「ちゃんと売ってます！」と反論して、笑いを誘っていた。