目黒祐樹 兄・松方弘樹さん送り沈痛「常に前向きな人でした」

 俳優の松方弘樹さんが脳リンパ腫のために21日に74歳で亡くなった。松方さんの葬儀は近親者のみで行われ、弟で俳優の目黒祐樹(69)、親友の俳優・梅宮辰夫(78)らが参列したという。

 最期をみとることはできなかったという目黒は23日、TBS系「ニュース23」などの取材に応じ、「とても穏やかな安らかな顔で旅立ちをしたので、それがせめてもの救いだと思っております。触るとまだかすかにぬくもりが残っていて、ぱちっと目を開きそうな感じでした」と沈痛な表情でコメントした。

 志半ばで天国へ旅立った兄の心情を、同じ俳優としても思いやった。「仕事に復帰したいという意欲は非常に強く持っていたと思います」。難病の脳リンパ腫の治療中に脳梗塞を発症。体重も激減した松方さんだったが、芝居への意欲は失わなかった。

 幼少期から、松方さんの背中を追い続けてきた目黒は「常に前向きな人でしたから、このまま仕事に復帰できないということは、あまり考えてなかったんじゃないですかね」と肩を落とした。

 松方さんが闘病していた昨年6月、都内で行われた映画の舞台あいさつに登壇した目黒は「(兄は)様子を見ている段階です」と話すにとどまり、容体に詳しく触れることはなかった。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

芸能最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(芸能)

    話題の写真ランキング

    デイリーおすすめアイテム

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス