講談社編集次長・朴容疑者を送検

 東京都文京区の自宅で妻(38)を殺害したとして、講談社の編集次長朴鐘顕容疑者(41)が殺人容疑で逮捕された事件で、1階寝室のマットレスから妻のものとみられる血液混じりの唾液が検出されていたことが分かった。警視庁捜査1課は12日、朴容疑者を送検した。容疑者は黙秘しているという。

 寝室からは妻のものとみられる尿反応も確認されており、捜査1課は寝室で首を絞められた際に唾液が出た可能性があるとみて調べている。朴容疑者は逮捕前の任意聴取に「妻は育児ノイローゼになり、自暴自棄になっていた」「妻はうつ病で通院していた」と説明していることも判明。通院記録は確認できなかったという。

 また朴容疑者は事件直前に帰宅するまでの間、妻佳菜子さんが電話やメールで「子どもが4人いるから忙しい」「自分のことができない」などと子育てに関する悩みを訴えていたと話した。

 「帰宅後もトラブルになり、妻が包丁を持ち出し、もみ合いや取っ組み合いになった。収まった後、気付いたら妻が(朴容疑者の)ジャケットで首をつっていた」とも説明しているという。

 一方、佳菜子さんは約3年前、文京区の子ども家庭支援センターに「夫が子育てを手伝ってくれない」「夫からわしづかみにされるなど暴力を受けている」「夫は優しい人に見えるけどあざが残るほどDVを受けている」などと複数回相談していた。友人らにも打ち明けていたという。

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