爆問・田中 もえ妊娠で会見 睾丸一つ摘出を乗り越え「影響はないと聞いていた」

 妻でタレントの山口もえが、自身の子供を妊娠したことを発表したお笑いコンビ・爆笑問題の田中裕二が8日、相方の太田光と2人で、都内で会見を開いた。もえの体調不良で受診したため、病気ではなく妊娠であると分かった時に安どしたことや、自身が2000年に左睾丸を摘出しているため、生殖能力についての誤解を払しょくできたことなどについて思いを語った。

 恐縮しながら会見場に姿を見せた田中は「このたび、うちの妻のもえが妊娠しまして。初夏ぐらいになると思うんですけど、新たな家族が加わるということで。(妊娠)5カ月ぐらいですかね」と冒頭で報告した。昨年の10月ごろに、山口の体調がすぐれないため病院で検査を受けた。病院の売店で長女と2人でいたところ、医師から電話が入り「来て下さい」と呼び出された。妊娠を想定していなかったため「悪い方の予感を持ち」向かったが、結果は真逆。喜びもさることながら、「ほっとした」という気持ちが先に胸に浮かんだという。

 田中は2000年9月に左側の睾丸を摘出する手術を受けている。相方の太田からの“片玉イジリ”が定番だが、生殖能力に影響がないことは当時の主治医から聞かされていた。この日も「17年前に手術でそういう風になったんですけど、その前から、お医者さんから1つとったところで何も影響はないのでと僕は聞いていたんです」と振り返ったが、世間では子供ができにくくなるとか、できないのではないか、といった誤解があることに悩んでもいた。

 太田は「片玉だからと本当に悩んでたんです。世間の誤解がある(という)のをラジオで何回も言っていた」と相方の苦労をしのぶと、田中も「僕みたいな病気の人がいると思うんで」と、同じ境遇の人々を思いやった。ただ、このままで終わらないのが爆笑問題。「アニメ化されることになりました『この世界の片玉で』」と太田が落ちをつけ笑わせていた。

 妻の山口は、自身のブログで「私事ではございますが新しい命を授かり安定期に入りましたのでご報告させていただきます。初夏に誕生する予定です。日に日に大きくなるおなかにむかって家族皆が愛おしそうに笑い語りあう姿はとても楽しい時間です。新しい命が誕生する日を家族皆で心待ちにしております」と報告。「今は無事に産まれてきてくれることを第一に考えております。お仕事に関しましては体調も含め周りと相談しながら少しずつさせて頂こうと思っております」と心境や今後について語っている。

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