上岡龍太郎さん、故テントさん出演映画鑑賞…息子聖太郎監督「映画見れば会える」

 元タレントで芸能界を引退した上岡龍太郎さん(74)が15日、京都市で開催中の「京都国際映画祭」の会場を訪れ、9月27日夜に交通事故で亡くなった弟子のテントさんが出演した作品「かぞくのひけつ」を鑑賞した。

 同作は上岡さんの息子の小林聖太郎監督の作品。会場では上演後に、本来ならこの日に、テントさんが舞台挨拶に立つ予定だったことが伝えられた。

 観客として訪れた上岡さんは最後部の座席で、静かに鑑賞。会場を去る際、報道陣からスクリーンで、在りし日のテントさんの姿を見たことを問われたが多くは語らず「このあたりは、学生時代に、しょっちゅう来てたんですよ」とつぶやいていた。

 上演後には聖太郎監督が挨拶に立ち、父の弟子で、古くから親交があったテントさんについて「不思議な面白い方でした。まだいなくなったという感じがしません」と突然の他界をいたんだ。この日は、約10年前に記録用に撮っていた、テントさんがステージで観客を独特のトークで笑わせながら歌唱する映像も、スクリーンで流された。テントさんが事故にあう直前には、ちょうど、この日の舞台挨拶について電話で相談したところだったという。聖太郎監督は、「映画を見れば会えます」と、さみしそうに語っていた。

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