大村崑 オロナミンCのCMでウソ告白 結核で右肺取り元気ハツラツじゃなかった

自伝の発売記念イベントを行った大村崑
自伝をオロナミンCに見立て、飲む仕草をする大村崑
自伝の発売記念イベントを行った大村崑
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 タレントの大村崑(84)が27日、都内で、初の自伝「崑ちゃん ボクの昭和青春譜」(文藝春秋)の発売記念イベントを行った。11月1日に85歳を迎える超ベテランはまだまだ健在で「19歳のとき(肺結核で)片方(右)の肺を取った。オロナミンCのCMでは『元気ハツラツ』とウソをついてやってた。もうCMは終わったからいいの」などとマシンガントーク。イベントではサイン本とともに、そのオロナミンCをファンに手渡ししていた。

 また、自身について長寿を宣言した上で「102歳の秋に死にます。コスモスが大好きなので、お棺に入れてもらって、(主演した)頓馬天狗の歌をかけてもらう」とした上で、出演するシリーズ化されているテレビドラマにかけて「『赤い霊柩車』に乗っていく」と“計画”を明かした。

 妻・瑤子さんの勧めで発売に至ったという今作には、大橋巨泉さん、ミヤコ蝶々さん、森繁久彌さん、森光子さんら親交のあった今は亡きスターも数多く登場する。「懐かしい人がいっぱい。そういう人がかわいがってくれた。(感謝の思いで)面白おかしく書いた」とコメント。大ヒットを狙うという大村は「最近は崑ちゃんと言われなくなって、師匠とか先生と呼ばれる。これを機にまた崑ちゃんと呼ばれたい」と笑顔で話していた。

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