NHK放送総局長、9・2%パラ閉会式視聴率に「意味のある数字」

 NHKが21日、定例の放送総局長会見を開いた。閉幕したばかりのリオデジャネイロ・パラリンピックについて木田幸紀放送総局長が総括。視聴率で開会式が7・8%、閉会式が9・2%を記録したことについて「本当に多くの方にご覧いただいた」と振り返った。

 前回のロンドン・パラリンピックでは開会式、閉会式はEテレでの中継で「いずれも0・5%未満でした」と説明した。今回は総合テレビの中継で、注目を集めやすい形にチャンネルが変わったとはいえ、「ロンドン五輪から関心が高まったのがあると思います」と分析した。

 NHKの報道姿勢としても、五輪同様に日本勢のメダル獲得時にニュース速報を流すなど、「同じ姿勢でお伝えしてきました」(木田放送総局長)。世間の注目と報道態勢の両輪で「相互作用といいますか、もちろん、選手のみなさんのひたむきな頑張りがつながっていった」と選手をたたえ、「閉会式9・2%というのは意味のある数字だなあと思います」とパラリンピックの注目向上に手応えをつかんでいた。

 (視聴率はビデオリサーチ日報調べ、関東地区、平均世帯視聴率)

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