2018年大河ドラマは「西郷(せご)どん」 原作は林真理子氏、主役未定

 NHKが8日、第57作目となる2018年の大河ドラマが西郷隆盛を主人公にした「西郷どん」(せごどん)に決まったと、会長の定例会見で発表した。

 原作は林真理子氏、脚本は「花子とアン」、「Doctor-X 外科医・大門未知子」などの作品で知られる中園ミホ氏が務める。

 同局の籾井勝人会長は「西郷さんってこれだけ有名で幕末に活躍したことはご存じの通りですが、過去に1度、西郷さんをテーマにした大河はあるのですが、あらためまして(明治維新から)150年ということで、西郷さんを取り上げることにします」と西郷隆盛をテーマにした理由を説明した。

 主演俳優については「(報道陣の)鋭い取材力がありますので、我々もあわてまくって発表しているのですが、主役は決まっておりません」とした。さまざまな報道があることは把握した上で、「決まり次第、ご報告させていただきたいと思っておりますので、あまりかぎまわらないでいただきたい」と冗談まじりに語った。

 林氏、中園氏のコンビについては「従来と違った視点で西郷さんを描いてくれるのではないかと期待しております」と期待した。

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