俳優の市村正親(67)が10日、東京芸術劇場できょう11日に初日を迎える「ひとり芝居 市村座」(21日まで同劇場)の最終舞台稽古を行い、カーテンコールで5月に死去した演出家・蜷川幸雄さん(享年80)をしのんで作った楽曲を歌うことを明かした。
数々の蜷川作品に主演しており「蜷川さんは僕を育ててくれた親のようなもの。感謝の気持ちを込めて歌おうと思っている」と決意表明した。
また、中学で柔道部だったとあって、柔道女子52キロ級銅メダルの中村美里選手(27)を「笑わない女王が笑ったものね。銅メダルでもいいじゃない」とねぎらった。