V6の岡田准一 司馬遼太郎の名作「関ヶ原」に主演、原田眞人監督で初の映画化

 V6の岡田准一(35)が映画「関ヶ原」(2017年初秋公開)に主演し、武将・石田三成役に初挑戦することが9日、分かった。累計580万部を突破した故司馬遼太郎氏の同名小説を原田眞人監督(67)が初映画化。役所広司(60)が徳川家康を演じ、天下分け目の超決戦「関ヶ原の戦い」で火花を散らす。女優・有村架純(23)は三成を愛し支え続けた伊賀の忍び・初芽役で時代劇とアクションに初挑戦する。

 司馬作品と原田組初参戦に岡田は「これほどプレッシャーがかかり嬉しい悲鳴はありません。全力で撮影に挑みたい」と、NHK大河ドラマ「軍師官兵衛」(14年)、役所と共演した映画「蜩ノ記」(同年)に続く時代劇に腕をぶす。

 「関ヶ原」は81年にTBSでドラマ化され、家康を故森繁久弥氏、三成を加藤剛、初芽を松坂慶子が演じている。また、司馬作品の実写映画化は「梟の城」「御法度」(99年)以来18年ぶりとなる。

 今作では、己の正義を強く信じ、愛を貫き通そうとした“純粋すぎる武将”三成が描かれる。撮影は8月中旬から約2カ月半、滋賀・京都などを中心に国宝級の歴史的建造物で映画初撮影を予定。天下分け目の決戦は約3000人のエキストラを投じ、岡田は乗馬などのシーンも演じる。

 学生時代に「関ヶ原」を読んだという歴史好きの岡田。原田監督が25年温めてきた構想の映画化に、「歴史ファンとしても楽しみで仕方がありません」と完成を心待ちにしている。

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