裕次郎さん三十回忌法要 石原軍団の俳優陣が手を合わせる

 1987年に52歳で亡くなった故石原裕次郎さんの命日に当たる17日、横浜市の総持寺で三十回忌法要が営まれ、裕次郎さんの妻で石原プロモーション会長の石原まき子さん(82)や舘ひろし(66)ら石原軍団の俳優陣が墓前に手を合わせた。

 16年ぶりに開催した新人発掘オーディションでグランプリに輝いた神田穣(20)ら新人3人は、駆けつけたファンの前であいさつ。神田は「新人8名…あ、3名、至らぬ事ばかりですがよろしくお願いします」と冒頭から天然ボケを見せ、舘に「オレも入ってるの?」とつっこまれた。神田、丞威(22)、増本尚(16)の新人3人が公の場にそろうのは4月25日のオーディション決勝以来、初めて。

 前々回のオーディション組は徳重聡(37)ら4人が所属。まき子さんは「お兄さんの後に弟たちが入りました。よろしくお願いします」と呼びかけた。

 「あじさい忌」と呼ばれる裕次郎さんの命日は雨の日が多かったが、この日は晴天。連休中でもあり、例年を上回るファン700人が訪れた。

 また、舘は急性心筋梗塞のリハビリに励む渡哲也(74)と前日に電話で話したことを明かし「今、一生懸命リハビリやっております。みなさまに『よろしく』と申しつかっております」と報告した。

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