ゴジラ田んぼ 甲子園グラウンドと同じ面積、7色9種の苗使用
映画「シン・ゴジラ」(29日公開)を題材にした水田が青森県田舎館村に出現した。稲で絵を描く恒例イベント「田んぼアート」の新作で、見ごろ宣言式が13日、同所で開かれた。
甲子園のグラウンドとほぼ同等の面積(約1万平米)を誇る水田に描かれたゴジラは、ゴツゴツした皮膚や赤く光る質感を忠実に再現するため、7色9種類の苗を使用。今年6月に総勢250人で田植えしたという。
鈴木孝雄村長は「世界的に有名なゴジラを、この田舎館村から世界に発信できるということを光栄に思います」と笑顔。8月中旬ごろまでが見ごろで、10月下旬に収穫する。
同アートは93年から村おこしの一環で始まり、昨年は「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」、2014年は「ウルトラマン」とコラボしている。