綾野剛 重要な“ワル映画”見て

 俳優の綾野剛(34)が25日、都内で行われた主演映画「日本で一番悪い奴ら」の初日舞台あいさつに登壇した。

 北海道警で実際に起きた“やらせ捜査事件”を基にした問題作で、転落していく悪徳警官を演じた綾野は「今、よくも悪くも自主規制やコンプライアンスで、やや日本が潔癖症になってる中で、こういう作品を打ち出せるのは重要」と熱弁。近年主流の少女漫画原作映画を大好きとした上で「対極にある(本作のような)作品があることで、日本のエンターテインメントシーンが底上げされると信じている」と期待した。

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