元ＡＫＢ４８で女優の前田敦子（２４）が、２年ぶりの歌手活動となるファーストアルバム「Ｓｅｌｆｉｓｈ」（２２日発売）の表題曲のミュージックビデオ（ＭＶ）で、セクシーな４変化を披露していることが８日、分かった。ラブホテルでの入浴シーンや、大阪・通天閣でのランジェリー姿などで“大人の色気”を全開。歌詞の世界観に合わせ「本能のままに生きるオンナ」を妖艶に体現している。

　ＴＢＳ系主演ドラマ「毒島ゆり子のせきらら日記」（水曜、深夜０・１０）では、ドロドロの不倫愛を激しいラブシーンも交えて演じている前田が、主題歌でもある「Ｓｅｌｆｉｓｈ」のＭＶでも、なまめかしい演技を４連発でたたみかけた。

　大阪の老舗キャバレー「ユニバース」では金髪で歌い、通天閣下の商店街をランジェリー姿でかっ歩。ラブホテルでは花やフルーツを浮かべたラグジュアリーなバスタブにつかり、ベッドでも胸の谷間を見せつけた。

　監督は映画「さよなら歌舞伎町」でも組んだ廣木隆一氏（６２）。廣木監督の強い希望で「ユニバース」ロケが実現し、ナニワのランドマーク、通天閣でも撮影が行われた。秋元康プロデューサー（５８）が手掛けた歌詞には「一度寝たくらいで彼氏気取りは疲れる」などの“大人フレーズ”が盛り込まれた。

　脱アイドルを象徴するようなセクシーＭＶに、前田は「ラブホテルが映画のときと同じ場所だったので、久しぶりに皆で再集結したような感覚でうれしかったです。早朝の通天閣をはだしで歩いたり、キャバレーのステージ上で歌ったり、貴重な体験もさせていただきました」と充実感。恋人役を演じたお笑いコンビ・とろサーモンの村田秀亮（３６）は「僕の人生のピークが来ているかもしれません」と夢心地だった。