清原被告効果、ワイドショー視聴率UP

 覚せい剤取締法違反の罪に問われ起訴された元プロ野球選手、清原和博被告(48)の初公判が17日に東京地裁で開かれたが、その様子を報じた民放各局のワイドショー番組の平均視聴率が軒並み好調だったことが18日、分かった。倍以上の伸びをみせた番組もあり、転落したスーパースターへの世間の関心の高さが顕著になった。(数字はビデオリサーチ調べ。関東地区)

 午後1時30分の開廷から30分以内にスタートしたワイドショー3番組は、ほぼ清原被告一色となった。各局とも、法廷内で清原被告が重要な発言をするたびにリポーターが地裁前に出てきて状況を伝える、速報性を重視した内容だった。

 フジテレビ系「直撃LIVE グッディ!」はスタジオゲストに野球解説者・田尾安志氏(62)を招き、「記者報告まで○分前」というテロップを常時入れ、現地と中継をつなぐまでの時間をカウントダウンする気合の入れようだった。

 視聴率トップは日本テレビ系「情報ライブ ミヤネ屋」の10・2%。同番組の今年の平均視聴率8・5%を1・7%上回った。TBS系「ゴゴスマ-GO GO!Smile!-」は4・1%。「グッディ!」は前半(午後1時45分から65分間)が4・6%、後半(同2時50分から60分間)が4・5%だった。

 前日16日の視聴率は「ミヤネ屋」が7・8%。「ゴゴスマ」が1・7%。「グッディ!」は前半が3・1%、後半が1・9%。いずれも大きく数字を伸ばしており、特に「ゴゴスマ」と「グッディ!」後半は倍以上と“清原被告効果”が如実に出た格好となった。

 最近のトピックと比べても、清原被告への興味の高さは一目瞭然だ。舛添要一都知事(67)が定例会見で政治資金を巡る疑惑について釈明した13日の視聴率は「ミヤネ屋」が7・3%。「グッディ」前半が4・2%、後半が4・0%。「ゴゴスマ」が2・4%。視聴率の上では清原被告が都知事に完勝した。

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