北翔海莉 21年間の宝塚生活「大満足」

 東京宝塚劇場公演「桜華に舞え」「ロマンス!!」の千秋楽(11月20日)をもって宝塚歌劇団を退団することを26日に発表した星組トップスター・北翔海莉(ほくしょう・かいり)が27日、大阪市内で会見し、音楽学校時代を含めて21年間に及ぶ宝塚生活を「おなかいっぱい。大満足」と振り返った。

 すっきりした表情だった。1998年3月、「シトラスの風」で初舞台を踏んでから今年で入団19年目。退団を意識したのは昨年5月のトップ就任時で「一番輝ける時に。1年でと考えていました」と説明した。

 退団後の進路は未定。結婚の可能性を問われると「運命の女神さまに託したい」と冗談交じりに話した。サヨナラ公演「桜華に舞え-」は8月26日に宝塚大劇場で開幕する。

 この日は星組娘役トップの妃海風(ひなみ・ふう)も、同公演千秋楽をもって退団することが発表された。北翔とは実力派コンビと称され、息の合った演技で人気に。妃海は28日に会見を開く。

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