小泉今日子&二階堂ふみ母娘役でW主演

 映画「ふきげんな過去」に母親役で主演する小泉今日子
 娘役でW主演の二階堂ふみ
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 女優の小泉今日子(49)が来夏公開の映画「ふきげんな過去」で、女優・二階堂ふみ(21)と、母娘役でW主演することが18日、分かった。死んだと聞かされていた母と18年ぶりに同居することになった娘が、反発しながらも心を通わせていくひと夏を描く。撮影は8月に行われ、二階堂は「素敵という言葉が何よりも似合う方」と母・小泉に感激。小泉も「プロフェッショナルと素の21歳が共存している」と“愛娘”を絶賛した。  

 「ふきげんな-」は、東京・北品川を舞台に、食堂で暮らす女子高生・果子(二階堂)のもとに、18年前に死んだはずの母・未来子(小泉)が出現し居候を開始。反発しあいながらも一つ屋根の下で過ごすひと夏の母娘を切なくおかしく描く。劇団「五反田団」を主宰する前田司郎監督がオリジナル脚本を手がけた。撮影は8月12日にクランクインし、31日にアップした。

 今や名女優の仲間入りをした小泉は、破天荒な母を貫禄の熱演。2012年の「ヒミズ」でヴェネチア国際映画祭最優秀新人賞を獲得して以来、引っ張りだこの二階堂も小泉と堂々渡り合い、迫力あふれるケンカシーンも披露。現場でも意気投合したという。

 小泉は二階堂について「演じているときのプロフェッショナルなところと、21歳の素のままの女の子が共存していて、とてもうれしかった」と絶賛。二階堂も「美しくてはかなくて強いお母さんと過ごした一時を果子はこの先も追いかけ続けていくのかな」と小泉への思いを言葉にした。

 作品を語る表現も母娘は息ピッタリ。小泉が「数ミリ宙に浮いているような不思議な世界観のなか、宝島をめざす夏休みの冒険のような物語で、私はファンタジー映画かもしれないと思っています」、二階堂は「遠い耳鳴りのような感覚になるキャラクターと、歪(ひず)みと心地よさが混合する不思議な現場でした」と独特な感覚を披露しあった。

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