昨年11月に亡くなった俳優・高倉健さんの一周忌に合わせた追悼イベントが15日、高倉さんが少年時代を過ごした北九州市で開かれた。女優の富司純子(69)はトークショーで「思いやりがあり、人の心の痛みが分かる人だった」などと高倉さんの人柄をしのんだ。
「あ・うん」(1989年)をはじめ多数の映画で共演した富司は「(自分にとって)家族のような存在だった」と振り返った。トークショーには、映画監督の滝本智行氏らも参加。助監督を務めた「鉄道員」(99年)の撮影中の高倉さんについて「スタッフ一人一人を名前で呼んでくれた」と明かした。